コールマン トンネル2ルームハウス。

F-15

2016年09月15日 10:17

先日コールマンからトンネル2ルームテントが9月下旬頃に発売されることが発表となりました。
最近「カマボコテント」で人気のトンネル型テントがコールマンからも発売です。



我が家の「買うものリスト」に載せるべきかどうかじっくり考えてみました。

我が家では同じ「トンネル」を冠するテントとスクリーンタープ、「トンネルコネクト」を使っています。

テントとスクリーンタープが隙間なくトンネル状に結合されるシリーズで雨などの悪天候時に大活躍してくれる使い勝手の良い幕です。



このテントとスクリーンタープも30泊程度使用し、結合部の擦れなどの劣化が目立つ様になってきました。

隙間なく結合されるが故に風などで起きる擦れなので仕方ない事ですが、そろそろ後継も検討しなければならないタイミング(私的に)となってきました。



今回発表されたトンネル2ルームの最大の魅力はポールの少なさ。
つまり「設営が簡単」なところです。
フレームポールが4本にキャノピーポールが1本の計5本のみ。

現在使っているトンネルコネクトのテント(4本)とタープ(9本)のポール数(計13本)とは比べものになりません。


更には現在使用しているトンネルコネクトは通常のドームテントですので、テントを設営(撤収)する際に雨が降っているとインナーテントを雨に晒しながら設営(撤収)をしなければなりません。

トンネル2ルームのインナーテントは吊りさげ式ですから、雨が降っていてもインナーテントを濡らすことなく設営(撤収)ができます。



雨の中びしょ濡れになりながらも頑張って設営完了したと思ったら、自分だけじゃなくインナーテントもしっかり濡れているなんて切ない思いをする事もなくなります。


雨天時の設営、撤収を考えるとトンネル2ルームの魅力は増すばかりです。

今までもトンネルコネクトは雨天時などゆっくり設営(撤収)ができない状況での使用が主でしたので、設営(撤収)が今より更に簡単なるとなればとても魅力的に感じてしまうのは仕方ありません。


トンネル型のテントとしてはケシュアのARPENAZ 4.2を現在使っていますが、これもトンネルタイプでポールを4本通して、広げて固定する同じタイプのテントです。



設営の簡単さは何度も体験しています。
このケシュアのテントも簡単で良いのですが居住エリアが狭いため、このテントだけで雨天時にキャンプをするのは正直窮屈。
十分な居住エリアがほしいときにはやはりトンネルコネクトの出番となります。

新しく発売トンネル2ルームは同じ設営方法で十分な広さのインナーテント、リビングエリアを確保できます。


同じトンネル型テントとしてはドッペルギャンガーの「カマボコテント」がありますが、ユーザーのレポートを見ると「撥水加工をしたほうが良い」とか「遮光性に難あり」といった評価を目にします。
価格的にもコールマンのトンネル2ルームと比べるとカマボコテントの方がお手頃に思えますが、撥水加工したりや遮光性の無さを考えるとコールマンの実績ある生地を使ったトンネル2ルームのほうが安心して使える様に思えます。


コールマン好きの私が見たとしても、すべてにおいてコールマンのトンネルコネクトに軍配が上がるわけではありません。

「カマボコテント」比較して気になる点がいくつかあります。



カマボコテントは外幕の外周すべてにスカートを完備しています。
冬の寒冷時にも使える仕様です。



コールマンのトンネル2ルームテントはリビングエリア周りにはスカートが付いていますが、インナーテント周りにはスカートがありません。
冬だとインナーテントの周りから隙間風が入ってきます。



全体像だと分かりにくいですが、後ろからみるとインナーテント周りにはスカートが無いのが見てとれます。



現在使っているトンネルコネクトも同じ仕様で、タープ周りにはスカートが付いているのですが、テント部分にはスカート付いていませんでした。
この組み合わせで冬に使用するとストーブをリングエリアで炊いてもインナーテント周りからの隙間風で幕内は温まりません。



コールマンのトンネル2ルームテントを冬に使用するには、以前実施したスカートの追加作業が必要になりそうです。




「カマボコ」テントはお手頃価格でありながらポールはアルミポールが採用されています。
コールマンの「トンネル2ルーム」はスチールポール。
頑丈なスチール製ポールですからガイロープをしっかり張れば少々の悪天候でも心配は要らなそうです。

軽さではアルミに軍配ですが、悪天候時に備えるテントとしてはスチール製のほうが安心要素でしょうか。




「カマボコテント」は側面がフラップとなって外側に張り出すことができます。




遮光性はおいておいて、カマボコテントは日陰を多く確保できる仕様です。

コールマンの側面は内側をロールダウンしてメッシュ面にするタイプで外にフラップを外に張り出すことができません。



と、いうことは、

日が射す

幕内が暑くなる

メッシュにして換気したい

側面をロールダウン

日が幕内に射し込む

暑苦しい

という事に成りえます。

換気をしようとメッシュにすると幕内の日陰エリアが狭くなりそうです。
日陰を確保するには日が射す側はメッシュにせずに、日が差さない側をメッシュにして換気する事になりそうです。

カマボコテントはフラップを張り出せば日の向きを考えずにメッシュにして換気することができます。
換気性能はカマボコテントに軍配が上がりそうです。

私はトンネル2ルームは雨天などの悪天候時に使用する前提なので、幸いにもこの点には気付かなかったフリができます。


これらを踏まえて現在悪天候時に使っているトンネルコネクトの後継としてはこの秋に発売されるコールマンのトンネル2ルームが最適かと考えています。

9月下旬発売予定ですが、タイミングを見て手を出せたらと企んでいます。
最近はトンネルコネクトを連続して持ち出していますが、家族も「こういうテントもやっぱり良いね。」と感じている事だと思います。(おそらく)

次回のキャンプも雨予報なのでトンネルコネクトを持ち出す予定ですが、こういうテントの良さを無意識のうちに更に認識してもらおうと思っています。


私がトンネル2ルームに惹かれる理由は以下のとおり。

1.設営が簡単

悪天候に強い2ルームはたくさんあると思いますが、このテントほど簡単に居住エリアを確保できるテントは少なそうです。


2.実績ある生地

このテントに使われている生地は既に他のの幕で使用実績がありますので耐水性、遮光性についても心配する必要が無さそうです。


3.お手頃価格

抑えた販売価格で6.5万円となりますが、セールなどを併用すれば更にお手頃な価格で手にすることもできそうです。




コットンテントやビンテージ幕なども楽しいですが、悪天候のキャンプでは気が休まりません。
悪天候でも安心して使える幕はやっぱり必要です。

うん。このテントは我が家の買い物リストにエントリーしときます。


11/27 ポールがファイバー製だと勘違いしていた箇所を修正しました。


Fin




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