初代は古いコールマンのヘキサタープを利用して作った
ルーフラックカバー。
3年間ほど使いましたが、これ以上の使用が不可能な程に生地が劣化してしまった様です。
ルーフラックでテンションを掛けて荷物を押さえ、走行風でばたつき、かなりのストレスがカバーに掛かっていたのだと思われます。
ルーフラックカバーに生まれ変わる時点でかなりくたびれた状態でしたし、ヘキサの薄い75D生地でしたからここまで使えたのは上出来だったのかもしれません。
リップストップ生地という裂けに強い生地のはずですが、疲れ切った75Dの生地は手で強めにテンションを掛けると簡単に裂けてしまう状態になってしまいました。
ルーフラックカバーはルーフラックに載せた荷物を風雨から守り、ルーフラックにしっかり固定してくれるもので我が家はこれ無しにキャンプに行くことができません。
って事で作り直しました。
巣材として使うのは
ウェザーマスターのスクエアタープを新しく買ったことで役目を終えたスクエアM。
今まで多くのキャンプやイベントで活躍してくれたタープですが、今後はルーフラックカバーとして活躍してもらいます。
生地は150Dで今までのヘキサタープの倍の厚みを持ったしっかりしたものです。
10年以上使っていてキャンプで使うには心許ない状態になってしまいましたが、ルーフラックカバーとして使うのは十分すぎる状態です。
シームテープは剥がれたりしていますが、生地のコーティングは劣化によるべたつきもまだ出ていません。
現在使っているルーフラックの寸法を基にカバーを製作します。
以前のルーフラックカバーは荷物が多めになると裾が足りずルーフラックの側面が見えてしまうこともありましたので、今回は裾の長さを増やしてみました。
裾を20cmから35cmに増やし荷物が増えてもルーフラックを側面までしっかり覆えるようにしました。
カバーを固定するロープを通す位置は以前と同じ深さ20cmの位置。
増やした裾はあくまでもルーフラックの側面を露わにしないため。
裾端の35cm位置にロープを通した場合、荷物が多くないときに裾が余り荷物にテンションを掛けることができなくなります。
ロープ固定位置は今までとおり深さ20cmの位置としました。
生地の端処理もしっかりと施して走行風でのばたつきで傷みが出にくい様にしました。
剥がれたシームテープも処置して雨への耐性を取り戻します。
アイロンでしっかり再接着。
これをやっていればスクエアMはまだキャンプでタープとして使えていたかも。
出来上がったカバーにロープを通してルーフラックカバーの完成です。
今回の再製作で生地は倍の厚みになりバタつき耐性もアップすることが期待できますし、裾が長くなったことも相まって雨への耐性もアップするでしょうから安心してキャンプに行けます。
(写真は空荷なので延長した裾の効果は見えません。)
なんといっても四角のボックスタイプだったルーフラックカバーに「Hexa(ヘキサ)」の文字があるのに違和感を覚えていましたが、カバーの形状とマッチした「Square(スクエア)」の文字になりました。
大満足の自作アイテムです。
Fin
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