ストーブの設置方法や薪、ダンパーの隙間の状態などで個々で薪ストーブの環境は大きく変わると思いますので、あるユーザーの感じ方として参考程度に読んでもらえれば幸いです。
空気の取り入れ口の扉の開き具合とダンパーによる排気の調整で緩やかに薪の燃焼状態を調整する事ができました。
使ってみた感じだと「ダンパーで燃やすペースがきまり」、「空気取り入れ口で火の大きさが決まる」様に感じました。
薪も細く割られた薪だと良く燃え短時間で燃えつきます。
通常売られている薪で夜通し暖を取るのは難しいように思いました。
幕の放熱性が家屋とくらべて非常に高いです。
寒い環境下で幕内を温めるには薪ストーブからそれなりの熱量を発し続ける必要があります。
断熱性のある家屋であれば室内が温まった後は、小さい火で薪を燃やせば暖かい状態を維持できるのでしょう。
しかし野外にある幕は放熱し続けますので、それと同程度の発熱をキープできる様に薪を燃やし続ける必要があります。
↓今回キャンプ場(伊勢志摩エバーグレイズ)で購入した薪ですがサイズ的にも一般的な薪です。
7~8kg程度で通常ホームセンターなどで売られている薪よりちょっと多いかなって程度で480円でしたのでお得感はありました。
こういう細く割られた薪は簡単に燃え上がりますので焚火には最適だと思います。
薪ストーブでも簡単に発熱してくれますので使い勝手は良いです。
寒い環境下で幕内を温める火力を得続けようとすると、この薪では定期的に薪の投入必要でじっくり寝ることはできません。
ここでゆっくり寝かせてくれる大型の薪の登場です。
今回の二日目に夜通し燃やし続けるのに成功した薪です。
この1本(?)で5kg程度あり、今回持参した薪の中で最大級のやつです。
初日の夜は2~3kg程度の薪を2つ投入して寝たのですが、4時間後ぐらいには燃え尽きていました。
二日目の夜は2kg程度の薪に十分火が回ってから5kg程度の最大サイズのものを投入して就寝しましたが、朝まで火は残っていました。
睡眠が大事な私には夜間の薪の世話は無理なので、夜通し燃やして暖を取るなら大きめの薪が必要です。
燃やした条件はダンパーは閉状態で空気取り入れ口は半分程度開けた状態でした。
この状態で燃焼ペースは1時間/kg程度って感じでしょうか。
夜通し燃やし続けることは出来ましたが、課題はまだ残ります。
大型の薪はキャンプ場での現地調達は期待できないので事前手配が必要で、かなりの重量物あり、積載容積を占めるところです。
通常の現地調達できる一般的な薪を使って夜通し幕内を適温に維持することができれば良いのですが・・・まだまだ攻略しなければならない課題は尽きません。
でも、それもキャンプの楽しさの一つですよね♪
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