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2014年01月16日

キャンプで薪ストーブ。小技編4

今回の薪ストキャンプでは就寝中も薪ストーブを燃やし続けてみたいとチャレンジしてみました。
ほんと薪ストは実益を兼ねた良い遊び道具です。



昨年のキャンプでは排気を調整するダンパーも無く燃えるがまま、燃え尽きるがままでした。
今回は薪の燃えるペースの調整が一つのテーマでした。


ストーブの設置方法や薪、ダンパーの隙間の状態などで個々で薪ストーブの環境は大きく変わると思いますので、あるユーザーの感じ方として参考程度に読んでもらえれば幸いです。

空気の取り入れ口の扉の開き具合とダンパーによる排気の調整で緩やかに薪の燃焼状態を調整する事ができました。
使ってみた感じだと「ダンパーで燃やすペースがきまり」、「空気取り入れ口で火の大きさが決まる」様に感じました。

薪も細く割られた薪だと良く燃え短時間で燃えつきます。
通常売られている薪で夜通し暖を取るのは難しいように思いました。

幕の放熱性が家屋とくらべて非常に高いです。
寒い環境下で幕内を温めるには薪ストーブからそれなりの熱量を発し続ける必要があります。
断熱性のある家屋であれば室内が温まった後は、小さい火で薪を燃やせば暖かい状態を維持できるのでしょう。
しかし野外にある幕は放熱し続けますので、それと同程度の発熱をキープできる様に薪を燃やし続ける必要があります。

↓今回キャンプ場(伊勢志摩エバーグレイズ)で購入した薪ですがサイズ的にも一般的な薪です。
7~8kg程度で通常ホームセンターなどで売られている薪よりちょっと多いかなって程度で480円でしたのでお得感はありました。



こういう細く割られた薪は簡単に燃え上がりますので焚火には最適だと思います。
薪ストーブでも簡単に発熱してくれますので使い勝手は良いです。
寒い環境下で幕内を温める火力を得続けようとすると、この薪では定期的に薪の投入必要でじっくり寝ることはできません。

ここでゆっくり寝かせてくれる大型の薪の登場です。



今回の二日目に夜通し燃やし続けるのに成功した薪です。
この1本(?)で5kg程度あり、今回持参した薪の中で最大級のやつです。

初日の夜は2~3kg程度の薪を2つ投入して寝たのですが、4時間後ぐらいには燃え尽きていました。
二日目の夜は2kg程度の薪に十分火が回ってから5kg程度の最大サイズのものを投入して就寝しましたが、朝まで火は残っていました。

睡眠が大事な私には夜間の薪の世話は無理なので、夜通し燃やして暖を取るなら大きめの薪が必要です。
燃やした条件はダンパーは閉状態で空気取り入れ口は半分程度開けた状態でした。
この状態で燃焼ペースは1時間/kg程度って感じでしょうか。

夜通し燃やし続けることは出来ましたが、課題はまだ残ります。
大型の薪はキャンプ場での現地調達は期待できないので事前手配が必要で、かなりの重量物あり、積載容積を占めるところです。
通常の現地調達できる一般的な薪を使って夜通し幕内を適温に維持することができれば良いのですが・・・まだまだ攻略しなければならない課題は尽きません。

でも、それもキャンプの楽しさの一つですよね♪



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この記事へのコメント
おはようございます♪
週末に薪ストーブInで初就寝の予定です。
薪のサイズや燃焼時間、気になっていたことが詳しく書かれており、とても参考になりました。
可能であれば、一度眠ったら朝まで起きることなく通しで眠りたいので寒さ対策だけはしっかりしたいと思います。
Posted by ゆみよし at 2014年01月16日 06:29
よゆよしさん

この週末は薪ストキャンプの本番なのですね。
きっと薪ストの前に陣取って薪を入れたり空気取り入れ口の調整をしたりでガラス窓の前から離れられなくなると思います。
存分に薪ストを楽しんでくださいね!

薪は表面から燃えますので細く割られた薪は一斉に燃え出し燃えつきちゃいます。
大きい薪が長時間燃えてくれますが、入手性が悪いですよね。
私はネットで手配したのですが、今回景気よくすべて燃やしてしまったので、次回用に再度手配しなければなりません。
当面は一般的な細い薪は日中用、大きい薪は就寝用と使い分けるしかなさそうです。
Posted by F-15F-15 at 2014年01月16日 06:45
こんにちは(^^)

コメントを有り難うございました。
ダンパーと空気取り入れ口・薪の太さが大事なんですね。
勉強になります(^^)

私もいつかは薪ストINできたら良いな~と思っています(^^)
Posted by 風来坊主風来坊主 at 2014年01月16日 11:32
風来坊主さん

コメントありがとうございます。
私もまだ勉強はじめたばかりですが、少しずつ薪ストーブの使い方がわかってきた様に思います。
夜通し燃やし続けようとしたら薪がかなり重要だと思います。

薪を自分て手配できちゃう風来坊主さんには心配無用なところですね。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。
Posted by F-15F-15 at 2014年01月16日 11:53
取り付けたダンパー、活躍したんですね!
期待できそうですねo(^-^)o
やっぱり煙突は中に入れなくては!

私は針葉樹と広葉樹で分けて使うようにしてるんですが、
夜はなんとか、太いのを入手して、ダンパーで空気を調整して二時燃焼させたり、おき火で熱を持たせたりして…寝たい。笑
屋内の薪ストーブと勝手が違うと思うのですが、
キャンプでどこまで出来るか楽しみでもあります♪
ピザ焼いたり、桜の木で香りを楽しんだりもしたいです。

と、その前に早くフィールドで使いたい。笑

これからもアップ楽しみにしてます(^0^)/
Posted by minieminie at 2014年01月16日 15:19
minieさん

今回の薪ストキャンプでダンパーは大活躍してくれました。
ダンパーも室内に煙突がないと調整するたびに外に出なきゃですもんね。
無事に幕内設置ができると良いですね。
幕の天井加工の参考になるかもしれませんので、「タープ加工編」のページに業者への見積もり・制作依頼に使った図面データをUPしておきますね。

今までは楢がメインであとは現地キャンプ場で調達できる薪を混ぜて使ってましたが、ウチも次は薪の種類を試してみようとまずは桜の薪の手配に着手しました。
とりあえず車で引取に行けるところにある薪屋さんに問い合わせして引取の打合せが済んだところです。
桜であればスモークチップも作れそうですし、期待するところは大きいです。

ピザなどにもチャレンジを考えているとは楽しみは無限大ですね。
レポートを楽しみにしてます。

お互いに薪ストを楽しみましょう。
Posted by F-15F-15 at 2014年01月16日 15:48
 
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