F-15の「やっぱりコールマンが好き」。

先日手元に来たランタンに火を入れてみました。



気になる個所があったので、金曜の夜からメンテを始め、日曜の夕方に初点灯となりました。

手に入れたのは私と同い年の40年以上前のランタン。
想像は出来ていたとはいえ、やはり経年による劣化などはあります。



給油口の蓋をあけると、蓋の裏も給油口の筒の内側にも錆がびっちり。
ビンテージランタンなら当たり前の様に錆が出る箇所とは言え、このまま点灯するのは気が引けます。

錆を落としてから点灯したいと思い、金曜の夜から錆び取り作業開始です。



お世話になるのは「花咲かG」という錆び取り液です。
繰り返し使える錆取り剤ですので、気になる方は是非チェックしてみてください。



時間の経過とともに変化を載せています。
上から一晩経った土曜の朝、2段目は土曜の昼、3段目は土曜の夜の状態です。
少しずつ錆が除去されていく様子がわかると思います。

この錆取り剤は温度を上げると反応が促進されるので、一定時間ごとに溶液を抜いて加熱してから入れなおしています。
（今回使った錆取り剤はガソリンタンクの錆取りで30倍希釈で一度使っているものなので、新品で10倍希釈なら時間は圧倒的に短縮されると思います。）



これが日曜の朝の状態です。
錆が気にならない状態にまでなったので、しっかり濯ぎます。
水を入れてはランタンをシェイク！これを30分ぐらい繰り返しました。
その後、ヒーターを使いタンク内の空気を循環させ乾燥に入ります。



6時間ほど強制乾燥させ、燃料入れ、点灯させてみました。
1時間ほど点灯させましたが火も安定していて一安心。
このまま実用品としてキャンプ場に持っていけそうです。

ついでなので、久々にノーススターにも火を入れてみました。



昨年は完全にカセットガスに移行したのでホワイトガソリン機器はまったく使いませんでしたが、次のキャンプからは久々にホワイトガソリン機器が復活です。

これからは同い年のランタンとキャンプを楽しもうと思います。