F-15の「やっぱりコールマンが好き」。

先日のプログに載せましたが、小川のコットンタープ「レクタL T/C」を購入しました。



このままでは使い勝手が悪いのでちょっと改造してみました。

今は小川のユーティリティータープ UT-24を使っています。
約4x6mの大型タープでテントを覆い、リビングスペースを確保できる使い勝手の良いタープです。



大きいためこのタープの設営には9本のポールを使っています。
今回購入した「レクタL T/C」はサイズは同じですが、ポールの先込み口の数が異なります。
ど真ん中のポール差し込み口がなくポールは8本しか使えません。



UT-24や「レクタL T/C」より小型のSDX-5にもある ど真ん中のポール差し込み口 が「レクタL T/C」にはありません。

我が家の使い方ではど真ん中のポールが無いのは使い勝手が悪い。
ってことで真ん中にポールを挿す方法を考えました。

タープに穴を開けてハトメを付けるか、差し込み口を縫い付けるか。
穴を開けてタープの強度を落とすのは強風時を考えると怖いですから、差し込み口を追加する方法を取ります。



切れ端の生地で試作品を作ってみました。
今のポールを差し込める直径20mmの口をつくり、裏側にはポールが挿さるのを受ける生地を付けます。



裏側の生地はポールを直接タープに挿すと伸びや型崩れ、タープの生地へのダメージが気になりますので1枚生地を入れて保護することにしました。

車のマニュアル車のシフトブーツな様な作りで、四角錐の形状です。

実際には耐久性や色を考えて作り直します。
使う生地はターポリン、伸びなどに強く耐久性のある生地。
色はタープに合わせて白。

材料を探しても簡単に見つかりませんでしたが、ドライバッグを使うことで解決しました。



ネット通販でターポリンを使っている白いドライバッグを購入し生地として使います。



試作品を白のターポリンで作り直しました。



裏側のポールを受けるところもターポリンです。
これでポールが突き刺さってもタープ生地に直接ダメージを与えたり、伸びたりすることは抑えられます。



出来上がった挿込口をタープに縫い付けて完了です。
これでUT-24やSDX-5と同じ様にど真ん中にポールを立てて、今まで通りポールを9本使った建て方ができます。



純正で初めからど真ん中に差し込み口があればよかったのですが、無いものは仕方ありません。

買って初張り前の新品タープに加工するのはちょっと勇気が要りましたが、最低限の加工で済ませることができました。


Fin